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マクファーレン元補佐官、自殺図り入院
1987.02.10 東京夕刊 2頁 2面 (全382字) 

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 ワシントン九日鈴木健二特派員 イラン・スキャンダルのカギを握るマクファーレン元大統領補佐官(四九)が九日朝、多量の精神安定剤を飲んで自殺を図った。手当てが早かったため生命には別条なかったが、同氏周辺は「マクファーレン氏はイラン・スキャンダルに疲れていた」と語っており、米議会の喚問要請とホワイトハウスからのプレッシャーの挟み撃ちにあい、ノイローゼから自殺をはかったものとみられている。
 マクファーレン氏は九日午前八時(日本時間同日午後十時)自宅から救急車でワシントン郊外のベセスダ海軍病院に運び込まれそのまま入院した。警察当局によると、同氏は同日朝、精神安定剤バリームを多量に飲み、ジョンダ夫人らの事情聴取から自殺を図ったものと断定した。
 同氏の自殺未遂でイラン・スキャンダルは一段と混迷を深め、米議会などからは再びリーガン氏の責任追及と辞任を求める声が強まっている。
毎日新聞
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脳内出血の手術後やてんかん治療の抗けいれん薬の効きすぎに警告。
1987.05.18 東京朝刊 3頁 3面 (全491字) 

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 脳内出血の手術後やてんかん治療に使う抗けいれん薬は、患者の高齢化とともに「効きすぎ」になることが、東京都老人総合研究所の木谷健・生理学部室長らの研究でわかった。副作用でひどい眠気や腰のふらつきが起こり、転倒事故の恐れも強い、という。同室長は「お年寄りへの投薬量を再検討すべきだ」と提言している。
 木谷室長らは五年前から、わが国ではまだ研究が進んでいない高齢化による「薬の効き目の変化」に着目し、動物実験した。
 六−十二月齢の若いマウスと、二十四−三十月齢の老いたマウスを延べ千二百匹ずつ用意し、四種類の抗けいれん薬の量を変えながら次々に投与。その結果、老いたマウスは血中、脳血中濃度が若いマウスの半分でも薬効がみられた。また、若いマウスと同じ血中濃度の老マウスは、フラフラになる−−などの副作用がみられた。
 この結果から同室長は「高齢者への薬の効きすぎは、薬に反応する脳の感受性が年齢とともに変わってくるためではないか」と推定する。
 米国ではすでに精神安定剤や睡眠薬など鎮静系の薬は高齢化とともに少なめにすべきだとする研究結果が出ているが、抗けいれん薬で同種の傾向を突き止めたのは初めて。
毎日新聞
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